肉食ペットの生き餌として使われている冷凍ヒヨコとは?

肉食ペットの生き餌として使われている冷凍ヒヨコとは?

冷凍ヒヨコとは?

冷凍ヒヨコは、孵化直後のヒヨコを急速冷凍したペット用フードです。主に爬虫類や猛禽類などの餌として利用されています。新鮮なヒヨコを急速冷凍することで、鮮度と栄養価を保ちつつ、長期保存が可能になっています。

よく見る「処理済み」の冷凍ヒヨコとは?

冷凍ヒヨコを探してみると「処理済み」と書いてあるものがあります。処理済み冷凍ヒヨコとは、クチバシや脚、ヨークサック(卵黄)を取り除いたものです。ヨークサックは栄養豊富な部分なのですが、「消化しにくい」「腐敗しやすい」というデメリットもあります。飼育しているペットの好みや必要性に応じて、未処理か処理済みを選ぶと良いでしょう。
基本的に処理済みの冷凍ヒヨコはそのまま与えられるので、解凍後の処理が不要で、忙しい方やヒヨコのカットなどが苦手な方におすすめです。

冷凍ヒヨコは優秀なタンパク源

生き物の筋肉や骨、羽、毛の形成に必須な栄養素であるタンパク質が豊富です。そして低脂肪なので、ヘルシーなタンパク源として、肉食の生き物の餌として使うことができます。
ヒヨコのヨークサックは栄養豊富ですが、ヨークサックを取り除いた処理済みのヒヨコを餌として使う場合は、ペットによってはビタミンやカルシウを添加した方が良いでしょう。

どんな生き物が喜ぶ?冷凍ヒヨコを餌として食べる生き物

  • 爬虫類(ヘビ、トカゲ、カメ、ワニなど)
  • 猛禽類・鳥類(タカ、ハヤブサ、フクロウなど)
  • 小型の哺乳類(フェレット、小型のサルなど)
  • 大型肉食魚(アロワナなど)

これらの生き物は本来肉食性であり、動物性のタンパク質を多く必要とします。冷凍ヒヨコは、これらの生き物にとって必要な栄養素をバランス良く供給することができます。

冷凍ヒヨコの保存はカンタン

冷凍ヒヨコを保存する際には、適切な方法で保管することが重要です。まず、冷凍ヒヨコは密閉された袋や容器に入れて冷凍庫に保管します。1食分ずつ小分けにして冷凍しておくと、使う時に便利です。ジッパー付きの袋に入れてできるだけ空気を抜き、真空状態で冷凍すると冷凍焼けや品質劣化を防ぐことができます。

家庭用冷凍庫の場合は、-15℃以下で保存するようにしましょう。ただし、普段食品用として使っている家庭用冷凍庫の開け閉めが頻繁な場合は、劣化防止のため、専用の冷凍庫を準備した方が良いかもしれません。冷凍ヒヨコは低温で保存されることで鮮度が保たれ、品質が損なわれることなく長期間保存することができます。

冷凍ヒヨコのおすすめの解凍方法とおすすめできない解凍方法

冷凍ヒヨコはペットに与える前に必ず解凍してください。

おすすめ解凍方法①「冷蔵庫解凍」

おそらく最も安全な方法です。
翌日に使う分のヒヨコを冷凍庫から出し、冷蔵庫に移します。約12~24時間かけてゆっくりと解凍します。前の晩に冷蔵庫に入れると、翌日にちょうど良く解凍できています。

おすすめ解凍方法②「流水解凍」

【準備するもの】
・ビニール袋

使う分のヒヨコを袋に入れ、流水に当てて解凍します。

おすすめ解凍方法③「湯せん解凍」

【準備するもの】
・ジッパー付きビニール袋
・お湯を入れるボウルやバケツ
・45℃前後のお湯

①ジッパー付きビニール袋に使う分のヒヨコを入れます。
②45℃前後のお湯を用意し、ボウル(バケツ)に入れます。お湯は熱すぎるとヒヨコに火が通ってしまうので、熱すぎないようにしてください。
③お湯を入れたボウルに、ヒヨコを入れた袋を入れます。
④お湯の温度が下がらないように、途中で足し湯をするか、お湯を交換して温度を維持します。
⑤解凍できているかどうかの判断は、全体を触ってみましょう。柔らかくなっていて、冷たいところがなければ解凍完了です。
お湯の中に長時間ヒヨコを放置してしまうと、腐敗が進んでしまうことがあります。解凍具合はこまめに確認しましょう。

おすすめできない解凍方法①「自然解凍」

自然解凍は常温の環境にヒヨコを出して置いておくだけなので、一見ラクに見えますが、解凍時間が気温によってかなり左右されます。特に夏場は解凍を通り越して腐敗が進んでしまうこともあるので、意外と難しい解凍方法です。

おすすめできない解凍方法②「電子レンジ」

食品の解凍に便利な電子レンジですが、解凍ムラができてうまく解凍できないことがあります。ニオイも強く出ますし、場合によっては破裂する恐れもあるのでおすすめできません。

冷凍ヒヨコの与え方

いずれの方法で解凍した場合も、冷たい部分がないか、芯が残っていないかを必ず確認してください。冷たい部分が残ったままペットに与えてしまうと、消化不良などの原因となります。

解凍したヒヨコは、すみやかにペットに与えます。
ペットの大きさ、好みによって、カットをして大きさを調整したり、クチバシや脚、ヨークサックを取り除いてください。
また、一度解凍したヒヨコの再冷凍は品質が変わってしまうのでやめましょう。